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2008年5月

「車いすと座位姿勢」に参加して

私は現在、業務で車椅子の調整に関わる機会が多く、時にはアドバイスをする立場にもなりますが、知識不足で不安を抱えています。今回はより良いサービスが提供できるようになりたいとの思いで『車いすと座位姿勢』に参加しました。

 今回の研修会では車いすだけではなく、体の動きを観察することの大切さを学びました。各グループメンバーの体の動きを観察する中で「私たちでもこんなに個人差があるんだ・・」という驚きをグループのメンバー全員で感じることが出来ました。講義の後には必ず実技を入れていただき、学んだことをすぐに体感することで、より深く理解することが出来ました。また、背・座の支えと角度の変化で姿勢に及ぼす影響、両手・足駆動時に何を観察して調整すればよいのかを学び、出来るつもりで臨んだ2日目のケーススタディ、グループごとに実際に車いす調整を行い、車いす駆動・食事・移乗・介助による外出・休憩と実際の生活を想定して、調整した車いすの評価を行いました。足駆動を中心に調整した車いすでしたが、残念ながら思い描いたような良い結果は出ませんでした…残念。その後各グループで生活目標をたて、その目標にもとづく車いすの調整を再度行うことが出来ました。今回の研修会では、実技・ケーススタディで沢山悩み、考え、そして笑う時間を持つことが出来ました。その中でメンバーの様々な意見を聞くことが出来、その時々にグループリーダーの適切なアドバイスをしていただき、とても勉強になりました。楽しく過ごせたあっという間の2日間でした。実際に実践していけるように頑張っていきたいと思います。研修会に参加させていただきありがとうございました。

山鹿温泉リハビリテーション病院  牛島 恵美加

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「車いすと座位姿勢」に参加して

今回、参加させて頂いた理由は、自分が勤務する重度認知症病棟(半分以上が寝たきり)で患者様がさまざまな理由で車いすの座位時間が短く、病棟内での活動制限に繋がっており、例えば寝たきりで歌が好きで普段は言葉も出ない患者さんが歌いかけると歌えるのに、殿部に褥瘡や発赤が出来るとの理由で車椅子に長時間のれず、音楽療法に参加できないことがあったからです。

他にも、当病棟では普通型車いすが老朽化してかなり弛んでしまっていたり、ティルトリクライニングがなかったり、車椅子やクッションの使用方法・介助方法がなかなか統一できなかったり、自分の業務上シーティングにかける時間が取りにくいなど、たくさんの課題を抱えていました。

一番は、「楽しく安楽にそして機能的な座位をとることで、普段の作業療法・芸術療法により本人らしい参加が出来るように」というのが私の思うニーズでした。

今回の研修では、グループワークが中心で、グループにリーダーとしてスタッフが入られており、自分の車いすと座位姿勢における課題・目標・解決法などを定期的に振り返る時間・それをグループ内で発表し課題を共有することが出来る時間があったことが一番のメリットだったように思います。今までの参加した研修会でも、自分の臨床の場に持って帰らないと意味がない。そう思っていました。

くますまキャンパスはグループ内の方との交流や意見交換をしながら身体や車いす、事例を通して自分の体・心で経験として感じれる研修だったように思います。また、グループ内で試行錯誤した内容と他のグループとの比較も出来て益々広い視点で感じることが出来たように思います。なにより研修会の雰囲気がアットホームでした。また、気配りも多くされており、参加するまでのメールの内容の濃さ、研修会会場までの案内が分かりやすく、名札も邪魔にならないよう服に張る工夫をされてましたし、修了証や研修会中の写真の配布、懇親会出席率のよさなど、あらゆる面で他の研修会にはない、受け入れ態勢のよさが目立ちました。休憩時間も、他の受講者と交流したくなるような、もっともっと患者さんの気持ちを体験したくなるような、そんな研修会でした。

内容においては、基礎から応用まで幅広くあり、基礎を踏まえた上で応用としてディスカッションできる。そういった内容でした。今後の希望としては、車いすやいす座位のための身体面や精神面の評価、重度の身体障害がある患者様に対する応用編などを今後は教えて頂きたいと思いました。

今回、くますまキャンパスに参加して仲間が出来、今後もつながりを持っていけることで日々の臨床での自分を支える土台が出来たような気がします。本当に実りある2日間を過ごすことが出来ました。これも、運営してくださったスタッフの皆さん、参加メンバーの皆さん、案内してくださった瀧先生のお陰だと思っています。また是非参加させて下さい。ありがとうございました。

 嬉野温泉病院 作業療法士   満上 愛

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